散文

総務省のSNS調査を見て、今後のソーシャルメディアを考えてみた

情報通信白書を覗くと面白いデータが。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h29/html/nc111130.html

 

(グラフ)代表的SNSの年代別利用率

(調査は2016年)

パッと見てわかるいくつかのポイント。

 

①若い人ほど、Facebookよりtwitter

「Facebookのおっさん化」というのは体感的にありましたが、それ以上にtwitterが若い世代に浸透しているのが驚きでした。10代20代の女性の70%がtwitterに触れている。インスタでも5割前後なのに。ツイッタラーとしては今後も継続して発信していくことを強く意識しました。

 

②YouTubeがすごい

YouTubeがSNSなのかというのは疑問の余地はあるかもしれませんが、メディアとしては圧倒的です。はあちゅう氏のVoicyで女子大学生が最近はインスタじゃなくてYouTubeにハマっているというインタビューがありましたが、それを裏付ける結果になっています。

【はあちゅうのラジオごっこ】
現役女子大生のインスタ離れ、SNS事情

これを聴くとYOUTUBERの未来は明るいと思えてきますよね。
既存の芸能事務所の機能を置き換えていく、YouTuberマーケティングエージェンシーがもっと増えてくるんじゃないかと考えています。

 

③Instagramは若い女性に特化している

Instagramは、

10代男性:20.8%
20代男性:34.2%

10代女性:41.2%
20代女性:56.6%

ということで、男女比が顕著に出ているメディアだと言えます。
男女比率が、1:2くらいで、ナンパで言うとブルーオーシャンスポットと言えるかもしれません。

●未来のソーシャルメディアはどうなる?

10代20代にとっての主要SNSが今後のメディア事情を左右するという仮説をもってこの表を眺めてみましょう。

10代男性
1位:YouTube 81.9%
2位:LINE 70.8%
3位:twitter 54.2%
4位:Instagram 20.8%

10代女性
1位:YouTube 86.8%
2位:LINE 88.2%
3位:twitter 69.1%
4位:Instagram 41.2%

20代男性
1位:LINE 94.6%
2位:YouTube 91.0%
3位:twitter 53.2%
4位:Facebook 50.5%

20代女性
1位:LINE 98.1%
2位:YouTube 93.4%
3位:twitter 67.0%
4位:Facebook 59.4%

20代の王道メディアはLINEです。ただ10代でその数字が落ちているのが気がかりです。
10代男性(70.8%)と20代男性(94.6%)では、LINEの利用率に20ポイント以上の開きがあります。

(グラフ)代表的SNSの利用率の推移


実際、10代でのLINEの伸びは他世代に比べると鈍化しています。10代に特化したコミュニケーションアプリが登場すれば、LINEの牙城は一気に崩れ始める可能性すらあります。

そして上でも述べましたが、YouTubeは若い人のライフスタイルに浸透しています。
小学生が「YouTubeはいつも最初から観れるのに、テレビはいつも途中からしか観れない」と言っていてなるほどと思いましたが、これからのライフスタイルにおいては、テレビよりYouTubeが優位になっていくのは確実なのかもしれません。

 

ということでYouTuberとしての活動を地道にやっていこうかなと思った次第でありました(笑)

 

 

お粗末さまでした。

twitter 田舎vs都会論争 まとめ

twitterで「田舎vs都会論争」が繰り広げられていました。

定期的に繰り返される「奢るvs奢らない論争」等に比べて本質的な視点、実体験に基づいたオリジナリティのある意見が多く、まとめる価値があると思いまとめてみました。

●LINEを卒業される田端氏は、都会・地方の差を、性質の差であると説きます。

開かれた地域になる覚悟が都会になれる条件だというメッセージが伝わってきますね。

 

●投資家の広瀬隆雄氏は、トレンドとして、今後、田舎暮らしが流行るだろうと述べます。

「田舎の生活コストの低さ」と「都会にいることによるチャンスの多さ」を天秤にかけた場合、これまでは都会に暮らすことが正解だったわけですが、テクノロジーの進化によって、そうでもなくなってきたということでしょうか。たしかに、イケダハヤト氏のようにネットで有名になってしまえばどこに住んでたって仕事はできます。

●田舎暮らし経験者からの田舎のデメリット論。

 

まとめると、田舎には刺激的な出会いがないということでしょうか。体力と好奇心旺盛な20代〜30代前半は、田舎に住むことが機会損失になる可能性が伺えます。実は私も田舎から都会に出てきた人間ですが、「このまま田舎に暮らしていたらヤバイ」という焦燥感がありました。田舎には確かに人をダメにする空気があります。

 

●そして、「田舎だろうが都会だろうが関係ない」という正論が登場。

田舎でもやれる人はやれるんだというメッセージですね。私は思うのは、人間って「環境の影響を受けやすいタイプ」と「環境なんて気にしないタイプ」がいて自分がその両極のどの位置かを理解することが非常に大切な気がしています。ダイソーの社長はきっと「環境なんて気にしないタイプ」だったんじゃないかなと思ったりします。研究者とか作家に多いですね。

 

●条件付きで、地方居住をすすめる意見です。最も汎用性がある気がします。

 

上述の議論で述べられれている通り、刺激を受ける(=自身の可能性を拡張する)段階において、田舎にいることはデメリットなのかもしれません。出会いが少ないことは、セレンディピティが少ないということです。ただ、一旦ライフスタイルや事業を確立し、集中するフェーズに移行したのであれば気が移ろわないように田舎に居住するのもアリだと思います。

私が最近思っているのは、「人生の勝ち筋」が見えたなら、競合の少ない地方に大投資して一大帝国を築くやり方はありなんじゃないかということです。私自身はまだ「勝ち筋」が見えないので、まだまだ都会で揉まれる必要がありそうです(^_^;)

 

●最後に気になるツイート


「ルール工業地帯」に始まり、「ウォール街」や「シリコンバレー」など、産業の中枢は「地域」とともに語られてきましたが、ブロックチェーン時代になって産業の「地理的要因」は途端に薄れたような気がしています(あるとすれば法規制の地域性)。ピーター・ティール氏もサンフランシスコを出ることを表明しているようですし、これからのビジネス地政学は、かなり流動的になっていくんじゃないかと思う次第であります。

個人的に思うのは自分が気持ちいいと思える街を見つけて、ちょいちょい通っておくことが大事なんじゃないかということです。

 

 

おしまい

 

 

 

整形はなぜ叩かれるのか -「村人フレーム」と「町人フレーム」-

世の中に存在する善悪論の多くは、それが誰にとっての利益・損失になるかを考えることによって、客観視することができる。たとえば美容整形については、長い年月タブー視される傾向があったが、徐々にその観念が和らいでいる。


・美容整形に対する実態が明らかに! 「10代、20代女子の92%が「整形アリ」と回答。」
http://gossip1.net/archives/1068892104.html

これは、美の規範が多様化していると素直に受け取ることもできる一方、SNSの浸透で一つのコミュニティに依存する必要が薄れてきたと捉えることもできるかもしれない。整形がタブー視されるコミュニティから抜けるだけで、自由に美しくなれる時代になったのである。

●チートは是か非か。

そもそも、整形がなぜタブー視されるかと言えば、整形は一種の出し抜き行為(=チート)だからである。いまある序列に対して、「ズル」をして、上位に食い込もうとする試み。

テストでのカンニングや競技種目でのドーピングは厳しく処罰される。株式取引でのインサイダーもこれに当てはまる。

特徴的なのは、誰かを直接傷つけているわけではないのに、厳しく規制されている点である。なぜなら、この「ズル」がまかり通ると、社会自体が無規範状態に陥り、その有効性・効率性を失うと「考えられる」からだ。


・カンニングが処罰されないのなら、入学試験は意味を失う(と考えられている)。

・ドーピングがOKなら、スポーツ競技に意味はなくなる(と考えられている)。
・インサイダー取引が問題なければ、株式市場は機能しなくなる(と考えられている)。

これは、普通に考えれば納得のいく命題である。頑張った人が報われる社会バンザイである。ズルするやつは痛い目をみる社会バンザイである。

ただ、もし、カンニングOKでも、有能さを測れる試験が作れるのであれば、そのほうが指標として優れていると見ることはできないだろうか。

実際、企業の入社試験で課されるWebテストなどは、カンニングし放題であるし、本人でなくても解くことが可能だ。これは企業が就活生に、「機転が効くことも社会人に必要なんだよ」と暗にメッセージしているとも取れる。すべての仕事を一人で抱え込む人間より、要所要所で、得意な人にお願いできる人のほうが社会人としては有能だからだ。

では、この価値観の対立は一体どこから来るのか。

●「村人フレーム」と「町人フレーム」

ある物事に対する価値観の対立を「村人フレーム」と「町人フレーム」という仕方で整理をすると理解しやすくなる。

 

“村”とは外部からの流入が比較的すくない共同体。そこでは長老をはじめ、古くからの人間関係が重視される。また村八分を恐れ、建前のコミュニケーションが多くやりとりされる。その分、円滑な政治運営や収穫物の分配がなされるが、癒着や腐敗ともセットである。コミュニタリアニズム(共同体主義)と相性がいい。

“町”とは外部の流入を受け入れ交易で成り立つ共同体。他の地域の商人や外国人が多いため、貨幣を始めとした客観的な指標が重視される。古いものよりも、新しいものに飛びつきがちで、流行がコロコロ変わる。つながりを維持しようとする建前論が気迫で、その分、政治に関しても不安定である。リベラリズム(自由主義)と相性がいい。

この村と町というのは、人の性格にも当てはまると思っている。私は地方出身だが、地方に住み着くマイルドヤンキーの多くは村人型の性格だ。

昔からの人間関係を維持し、円滑なコミュニケーションを通じて、助け合って生きていく。一方、大都市で外資系企業に勤務するような人間は、町人型で、自らの客観的なスペックを武器に、組織や住居を転々として、年収や生活水準をあげていく。

前者の拠り所は「つながり」で、後者の拠り所は「スペック&カネ」なのである。

整形というのは、村人社会では非常に受容され難い行為である。

なぜなら、それまでの美人ランキングが変動するため上位の人間たちによって無言の圧力が加えられているからだ。

美人カルテルが、下位のブスたちに対して、「整形なんてあり得ない」というメッセージを発している。ゆえにブスは整形したくてもできない。仮に勇気を出して整形したとしても、美人コミュニティには総スカンを食らう。彼女を受け入れてしまうと、自身のランキングを、維持できなくなってしまうためだ。

 

●ステルス整形のすすめ

整形したい女子は、所属するコミュニティが変わるタイミング、すなわち、中学から高校へ進学するタイミング、高校から大学へ進学するタイミングで、整形を行うという。

みんなきれいになりたいのだ。

私はリベラルよりのリバタリアンなので、「他者の権利を侵害しないのであれば、使えるものは全部使えばよろしい」という立場である。既存の序列を守るよりも、テクノロジーや医学を駆使して、もっともっと新しいステージにチャレンジすればいい。

あなたに「整形するな」という人は、あなたがブスのままで被る損失の責任を一切負ってくれないのである。

ただ、あからさまにやると叩かれるので、やるならステルスでやることをおすすめする。急激にやるのではなく、徐々に。目立つ部分は、所属コミュニティが移り変わるタイミングで。

 

 

 

 

以上。

誰得?記事でした。

●参考記事
韓国人は整形をどう考えているのか、街頭インタビューしてみたら…―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/b224782-s0-c30.html

イマドキ女子の92%「整形するのはアリ」
https://news.careerconnection.jp/?p=44682

お金より、信用より、大切なもの(後編)

●価値には3種類ある

 

こちらは前編で紹介したメタップス佐藤氏が、出演した番組です。

▲株式会社メタップス代表取締役CEO 佐藤航陽が語る『「お金2.0」が予言する7つの未来』

動画の中では”『お金2.0』が予言する未来”として7つのトピックが取り上げられています。

特に重要だなと感じたのは、佐藤氏が<価値の3分類>として
①有用性としての価値/②内面的な価値/③社会的な価値を解説する部分です。

①有用性としての価値を一言で説明すれば、「役に立つかどうか」に依存する価値(=資本主義)

②内面的な価値とは、愛情・共感・興奮・好意・信頼など、個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼす価値。

③社会的な価値とは、個人ではなく社会全体の持続性を高めるような価値。

動画のなかで、②の典型としてYouTuberをあげます。③については、政治の領域を経済で解決しようとする社会起業家のような領域の仕事をあげています。

 

●3つの価値は共存しつつ、順序だっている

書籍の中では①②③を並列に扱っているような印象を受けましたが、動画では①をクリアして②へ、②をクリアして③へ行くといった、明確なフェーズとして認識されていることが理解できました。

つまりは、ある程度物質的な豊かな社会でないと、内面的価値に重きは置かれない。
また、精神的(内面的)充足をしてはじめて、社会性を持った取り組みをするに値する、というようなイメージです。

動画を見るとあたかも「10年後の未来はこうなる」という予言に捉えがちですが、①⇢②⇢③という流れは個人の自己実現のルートと全く相似形をなしており、現在においても③まで進んでいる方はたくさんいるということです。

ビル・ゲイツ氏やザッカーバーグ氏を筆頭に米国の大富豪は財団を設立したり、多額の寄付を通じて社会に貢献していますし、トランプ氏だったりブルームバーグ氏だったりは、ビジネスから政治の領域へ軸足をシフトさせています。

資本主義での成功者が、内面主義の充足を経て、社会的貢献に向かっていく流れが、今後もっと加速していくと捉えて間違いないでしょう。

そして、この議論を通じて落合陽一氏のツイートに戻ります。

『ポジションを取れ.批評家になるな.フェアに向き合え.手を動かせ.金を稼げ.画一的な基準を持つな.複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ.あらゆることにトキメキながら,あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ.明日と明後日で考える基準を変え続けろ』

ですが、これを①②③の価値に分類していきましょう。

①ポジションを取れ、批評家になるな、手を動かせ、金を稼げ

②複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ、あらゆることにトキメキながら生きろ

③フェアに向き合え、画一的な基準を持つな、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ、明日と明後日で考える基準を変え続けろ

といったところでしょうか。(恣意的である部分もある点、ご了承ください)

つまり、

①まず自ら行動して分かりやすい価値を生み出すことだ重要で、その後、
②心をワクワクさせる活動に従事することを大切にし、それが満たされたら、
③社会をまっさらな目で見て働きかけよう、

というメッセージだと解釈することも可能だということです。「ポジションを取れ」とはその全てのはじまりにある言葉なのです。

ちなみに落合陽一氏のツイートは、新著の帯にも採用されています。

落合陽一『日本再興戦略』

 

●お金より、信用より、大切なのは、俯瞰できること

たとえば「お金を十分稼いだらあとは引退するだけだ」と言っている人は①だけの価値しか見ておらず、②③の価値を見過ごしています。ゆえに虚無感に苛まれたり、人生の目的を見失ったりします。

①がうまく周りはじめたら、ムダだと思っても②を開始する。そして②が軌道に乗ったら、手間かもしれないが③の価値に足を踏み入れる、そうすることで、新しい社会のルールに全張りすることが可能になります。

橘玲氏の『幸福の資本論』における3つの資本に順番を設けた(①金融資本⇢②人的資本(やりがい)⇢③社会資本)のが、佐藤氏の動画での解釈だったように思います。

 

「信用経済」という言い方もされますが、まず①を満たせない人は、人に与えることもできないので、最低限の経済力は絶対に必要でしょう。その上で社会貢献などで信用や社会資本を蓄積していく必要があるという話だと私は捉えています。

というわけで、何を言いたかったのかというと、『お金2.0』を読んで俄に「これからはお金が要らない時代なんだ!」と早とちりしてはダメで、むしろお金・精神(内面)・社会貢献のバランスが問われるようになっていきますよ、あるいは、順々にクリアして行く必要がありますよ、という話です。

近視眼的に生きていると行き詰まりがちなので、つねに息抜きしながら自らを俯瞰できることが大事なんじゃないかなと個人的には思うわけでした。

 

おしまい

 

●関連記事

・『幸福の資本論』は何を追わなくていいかを教えてくれる

・お金より、信用より、大切なこと(前編)

・『評価経済社会』での生き方を島田紳助に学ぶ

何かを否定することの代償について

 

「私が虚しさを感じることがあるとすれば、あなたと同じように感じている女性がこの国にはたくさんいるということ」

「今あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。自分がバカにしていたものに自分がなる。それって、辛いんじゃないかな」

「私たちのまわりにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもそのひとつ。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい」

 

2016年の大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回での石田ゆり子さんのセリフです。

何かをバカにしたり、否定することは、自身のアイデンティティをたやすく確立してくれます。
思春期の中高生たち(=反抗期)の価値観とはまさにそういうことでしょう。親や先生たちに抗うことで、自らの存在意義を浮かび上がらせる。

ただし、その後には壮大なブーメランが返ってきます。


蓮舫氏を代表とする野党民主党がブーメランで死滅したように。

セクハラを糾弾したはあちゅう氏が童貞発言で盛大に非難されたように。

周囲からでなくとも、自分のなかにも呪いがかかります。それは自分を動けなくする呪いです。

たとえば「カタカナ英語」を批判した人は、その後、自分で「カタカナ英語」を使いづらくなります。

たとえばナンパする男をバカにした女性は、その後、素敵な人にナンパされてもついて行きづらくなります。

たとえばビットコインを詐欺だとツイートしてしまった人は、その後、仮想通貨を買うタイミングを逸しやすくなります。

「そんなの気にしなきゃいーじゃん」と思う方もいると思います。

たしかに「あいつは嘘つきだ」・「あいつは言うことがコロコロ変わる」という周囲からの評判がつくことを恐れずに、それができる人は素晴らしいと思います。非常に現代向きの適性を備えていると言えるでしょう。

ただほとんどの人は、自分の言ったことに一貫性を保たねばならないと責任を感じる手前、否定した物に対して認めるような行動を取る際、強いブレーキがかかります。

なぜ私がこのような記事を書いているのかというと、物事の趨勢が猛スピードで変化している時代に、何かに対して自分の将来のポジショニングまで約束することは、大きな機会損失であるからです。

しかもこの呪いは物事を否定することで簡単にまとわりついてきます

何かを否定することは、最も簡単なアイデンティティの確立方法であるが故、その後に大きな利息を払わされる。ただより高いものはないのです。

ただ、これにはテクニカルな解決策があって、それは否定形の言い方をしないということです。

「結婚する人はバカだと思う」というと結婚に踏み切る時の足かせになるので、「独身を貫くほうがすごいと思う」と言っておくといいでしょう。結婚するときも「俺には無理だった(てへぺろ)」で済みます。

「noteやアフィリエイトで金儲けするやつは悪だ」というとnoteで副業できなくなるので、「本業の仕事をちゃんとやることが大事だ」と言っておけば副業解禁になったタイミングで始められます。

「仮想通貨を煽ってるやつは詐欺師だ」というと仮想通貨を買えなくなるので、「言うても法定通貨がメインであることには変わりない」と言っておけば勉強がてら仮想通貨を始められます。

何かを強く否定することで、短期的に周りの注目を集めたり、カタルシスを得られますが、その背後にきちんとした対案がなければ、一過性のパフォーマンスになってしまいます。そして一発屋の芸人のように自らのパフォーマンスに足を取られ、時代に置き去りにされていきます。

これからの時代は何かを否定するには機会損失が大きすぎる時代だと思います。朝令暮改を簡単にできるような中腰の姿勢でいられる人が先頭を走れるようになるのではないでしょうか。

ということを、ここ1年くらいの間で感じています。

 

 

一年で最も寒い季節です。どうかご自愛ください。

 

お金より、信用より、大切なこと(前編)

年末年始、アウトドアをしながらぼんやりと考えていたんですけど、こういう結論になりました。

 

 

なぜそう思ったのかを、読書した内容も含めて以下に書いてみます。

 

●お金がなくても、心が動かせる時代に。

資本主義の世の中では資本を最大化すること(=お金を増やすこと)が最も重要でした。
ただスマホ一台で世界中の人々と瞬時にコミュニケーションが取れるようになった世の中では、お金以上に、「カッコイイ」「かわいい」「クール」「ワクワクする」「憧れる」「会ってみたい」「セクシー」「応援したい」といった純粋なモチベーションが、人やモノを動かす原動力になっている気がします。

この現象を、メタップス経営者の佐藤航陽氏は著書『お金2.0』で資本主義の先にある価値主義という概念で説明しています。

前述の例を見てもわかるように、資本主義上のお金というものが現実の価値を正しく認識・評価できなくなっています。今後は、可視化された「資本」ではなく、お金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界に変わっていくことが予想できます。
私はこの流れを「資本主義」ではなく「価値主義」と呼んでいます。
(中略)
価値主義ではその名の通り価値を最大化しておくことが最も重要です。価値とは曖昧な言葉ですが、経済的には人間の欲望を満たす実世界での実用性(使用価値・利用価値)を指す場合や、倫理的・精神的な観点から真・善・美・愛など人間社会の存在にプラスにやるような概念を指す場合もあります。
(中略)
あらゆる「価値」を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、価値を媒介する一つの選択肢に過ぎません。

『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』

なぜ「お金が一番の資本主義」の先に人類が行けるようになったのかというのは、情報環境の進化により、お金を介さなくても多くの人の心が動かせるようになったからだと思います。ネットやSNSがなければ、多額のお金や時間を使ってスタッフを動かし、撮影・編集をし、メディアに掲出しなければ不可能だったアウトプットを、個人がものの数分でできるようになった。

キングコングの西野亮廣さんが「マネタイズを後にしろ」というのも、”マネタイズは物理的に時間がかかるから先に心を動かそう”という文脈でも処理できると思います。貨幣を介さずとも伝えられる「自分の価値」をしっかりと作っておくことこそ、情報ベースのポスト資本主義の世界では何よりも重要なのです。

 

●ポジションを取れば、価値になる。

では、どういう行動を取れば価値を生み出せるようになるのか。もちろん一朝一夕に価値を飛躍的に増大させる方法はありませんが、ゆっくりとですが価値を生み出せる方法論は存在すると思います。

以下は、メディアアーティスト・落合陽一氏のツイートとテレビ番組での発言です。


“よく学生に言っているのは「ポジションをとれ』と。株とかでポジションをとる。何かに作用しろ。つまり買えとか。
やりたいことをサポートしてくれることが人工知能のいちばん面白いところ。
モチベーション高めにやりたいことをやるべきだ。
最近イルカが大好きでイルカの研究したいなと思ったときディープラーニングを使ってイルカをどうやって解析できるのか、
やるために水族館に行くんですよ
そういうことをやるときにツールは大体そろっている
マイクもあればスピーカーもあれば機械学習機能もあれば
そういうものを使って何かをしたいと思ったときに、
「僕がなぜ今イルカが好きなのか」が最も大切であって
それに対してフットワーク軽くやる側の人間になることが重要で
それをボーっと見ていると特にやらないまま明日になっちゃうので
なるべきニュースを追っかけるとか詳しい人にきいてみるとか
どうなるんだろうと予測を立てて株を買ってみるだけでもいい。
何かのポジションをとることがすごく重要なこと。
何もしないというのがいちばんよくない”

    -落合陽一 AI(人工知能)との賢い付き合い方とは? BS日テレ – 「深層NEWS」

ここで落合氏はしきりに「ポジションを取れ」と言っています。
ここで「ポジションを取る」とは、自分の判断・モチベーションでリスクと時間とある程度の金銭を使って、行動してみるという意味でしょう。そして単純化すると、「ポジションをとれば価値になる」ということです。

ではなぜ「ポジションをとると価値になる」のでしょうか。

それは先ほど述べたポスト資本主義社会の特徴がヒントになります。
貨幣以上に影響力のある「価値」は、国や法律が制御できないスピードで拡散し、暴風のようにブームを起こし、一部の人々を洗脳し、そしてある時、ふっと消えてしまうような特徴を備えているからです。

ここでポジションを取らない人は、ただの情報に翻弄され続ける人になります。

では、ポジションを取った後、我々はどうすればいいのでしょうか。そのポジションをどのように利用すればいいのでしょうか。ポジションを取ることで生まれる価値の形態について考察してみたいと思います。

 

後半へつづく

 

【2017年】買ってよかったものリスト

2017年の振り返りとして買ってよかったものリストを作成しました。

①歯の隙間まできれいに洗える、パナソニック ジェットウォッシャー ドルツ

歯科健診で声がガラガラの美人歯科医師さんからやんわり「デンタルフロスをちゃんとしましょうね」と釘を刺されていました。でも、個人的にフロスは超めんどくさくて、どうしたもんかと思っていたときにLINEの田端信太郎さんのこのツイート。

 

 

 

Amazonで即購入。即到着。即使用。結果、血みどろ(笑)。

びっくりした。びっくりしたけど、使用レビューを見てみると、「最初の一週間を終えると、ハグキが健康になっていい感じデス!」みたいな脳天気なことが書かれていたのでそれを信じて続けました。

結果、歯とハグキの隙間のブヨブヨした感じはなくなり、ハグキ全体も健康的なピンク色になっています。歯のスキマをきれいにするという効果はもちろんありますが、ハグキのマッサージ効果(血行促進)もあるんじゃないかと思っています。おすすめです。ジェットウォッシャーズドルツ

 

で、バージョンはいくつかあります(電池式のものもある)が、風呂場で使える(すぐ近くにコンセントがある)のであれば上記のバージョンがいちばん費用対効果が高いと思っています。

 

②自宅でできたて炭酸水を。ソーダストリーム

自宅で炭酸水がつくれるマシンです。炭酸水はペットボトルがゴミになって面倒だなと思っていたら、アンチエイジング医師のKenさんからおすすめいただきました。

 

ソーダストリームを調べるといろいろ種類があって値段も違うんですが、基本はベーシックなやつを買っておけば大丈夫です。上位機種はボタンが光ったりするらしいんですが、要らないですよね(笑)

ただあったほうがいいのは500mlのボトル。1リットルのものが基本サイズなんですけど、家族がいたりパーティでもしない限り500mlで十分ですね。期間限定でプレゼントされている場合もあるようですが、ついてない場合は追加発注しましょう。

元マイクロソフト社長の成毛眞氏は、ウィルキンソン+ソーダストリームで強炭酸をつくってるみたいです。

暴発しないように注意しましょう(笑)

使い心地ですが、最初ちょっと戸惑って吹かせて床をびちょびちょにしてしまいましたが、慣れれば余裕で使えます。最初はキッチンのシンクで使ってみるのがいいかもしれません。

③外出1分前に使えるエチケットカッター

安いですが、QOLあがりました。鼻毛って鏡見ながら切る必要ないんですね。あと、耳とか変なところの毛もケアできます。毛を吸ってくれるのもすばらしい。社会人なら買いましょう。

 

④冬の乾燥対策、ヘパリン類似物質含有HPローション

保湿効果があるとしてヒルドイドが有名ですが、これは皮膚科で処方してもらう必要がありますし、美容目的での使用で保険適用されるのが問題視されたりもしています。男のアンチエイジングサロンで同じヘパリン類似物質が含有されている市販のものを、医師のKen氏にすすめていただきました。

ヒルドイドも使用したことがありますが、このHPはヒルドイドよりもベタつきが少なく個人的にはしっくりきています。

 

⑤お湯が秒速で湧くラッセルホブス電気ケトル

恋愛工学の藤沢数希さんがtwitterですすめていた一品。本当にすぐ湧きます。これのおかげで紅茶や粉末スープなど温かいものを飲むことが増えました。

 

 

⑥オシャレな触り心地のスマートキーボード(iPad pro 用)

 

いままでいくつかのスマートキーボードを使ってきましたが、質感、タッチの感触は圧倒的にこれです。

iPad proを使ってる方は購入して損はないと思います。PCの代わりに十分なります。

 

⑦部屋がシュッとなるI’m Dのゴミ箱 

ゴミ箱って生活感がどうしても出てしまうんですが、これはインテリアっぽいです。

女の子を部屋に呼んだら、この上にバッグを置こうとしたこともあります(笑)

使い勝手もすごくいいので、新生活を始める方におすすめです。

 

 

 

 

※随時追加していこうと思います。オススメのアイテムなどありましたらぜひ教えてください!

 

2017年に見えた景色

2017年を個人的に振り返ってみる。

どうやら、ずいぶんと未来に進んでしまったような気がしている。

私のライフスタイル自体は差して変わってはいないのだが、ニュースやトレンドが数年前と様変わりしている感じ。

ベースは暗号通貨と信用経済だと思う。

これをベースにしてValuTimebankというサービスが生まれているし、SNS上のインフルエンサーが強大な力を持っていることも、いくつかの事件なんかから明らかになっている。「とりあえず行けるとこまで行ったれ!」という新興勢力の気概を感じた。

2018年はどうなるだろう。
「年」に合わせてトレンドが変化する科学的な根拠は薄いが、それでも長期的に振り返ったときに「年」が持つ支配力は確実に存在する。

私が三十余年生きてきて、なんとなく真理だなと思ったのは、「時代は点滅しながら進む」ということだ。
一気には進まない。進退を繰り返しながら進む。価値観Aと価値観Bは交互に切り替わりながら、点滅しながら、進む。

2017年が「未来」が姿を見せた年だと感じたとしたら、2018年はその反動が来るのかもしれない。
守旧派の逆襲。
2017年が面白くなかった人もたくさんいると思う。その反対側の勢力が頑張りだすのが2018年なのかもしれない。

いわゆる”オーセンティックな”価値観だ。
歴史や正統を重んじて、奇抜さや新奇性を退ける。

 

スタートアップ⇔大企業
副業⇔本業
仮想通貨⇔法定通貨
婚外恋愛⇔結婚
海外移住⇔本国在住
Webコンテンツ⇔紙媒体
SNS⇔マス

 

思いつくままに対立構造にしてみたが、前者が2017年に興隆した価値観、後者がその逆の価値観だ。
私個人的には10年後は前者の価値観の圧勝だと思う。
でも来年は後者の価値観がくるかもしれないなぁと思う。

若いときは点滅の原理なんてしらなかったけど、大人になったら点滅が重要な理由もわかる。
ガス抜きであり、準備であるのだ。

いちばん賢いふるまいは、未来へのポジションをとったまま、何食わぬ顔でトレンドに迎合することだろう。

そういう人も多くなるかもしれないので先に言っておくと、あなたが2017年個人で行動して得た知見や経験値は、
5年後以上の未来に絶対にムダにはならないはずだ。

だから、今年の経験やポジションは完全には捨てないように取っておこう。

以上。

初心者が陥りがちな仮想通貨の4つの罠

2017年の大きなトピックの一つは間違いなく仮想通貨(暗号通貨)ではないでしょうか。

ちなみに英語ではCryptocurrencyなので、本来は暗号通貨と訳すほうが正しいと思います。

2017年、各仮想通貨がどれくらい跳ねたのかおさらいしてみましょう。

2017年1月1日時点での価格⇢ 2017年12月22日時点での価格

①BTC(ビットコイン)        約116,000円 ⇢ 約1,930,000円
②ETH(イーサリアム)       約950円       ⇢ 約95,000円
③XRP(リップル)         約0.75円   ⇢ 約125円
④LTC(ライトコイン)        約530円    ⇢ 約37,500円
⑤XMR(モネロ)         約1,600円   ⇢  約53,000円
⑥BCH(ビットコインキャッシュ) 存在せず     ⇢ 約392,000円
⑦DASH(ダークコイン)      約1,400円     ⇢ 約173,000円
⑧IOT(IOTA)          存在せず    ⇢ 約585円
⑨EOS(EOS)          存在せず     ⇢ 約1293円
⑩ADA (Cardano)         存在せず   ⇢ 約56円

2017年12月時点の時価総額の順に並べてあります。

IOTAやEOSやADAはいずれもICOのプロジェクトによって出現した仮想通貨で、急激に時価総額を増やしています。
もちろんビットコインをはじめとしたそれ以外の通貨も大きく上昇を見せています。
「寝ていても儲かる」と言われるのは、この大幅な上昇があってこそです。
しかし、仮想通貨で損をぶっこいている人もたくさんいます。そこにはいくつも罠があるからです。

以下に述べるのは実体験で、仮想通貨のトラップだなと思ったことです。自分のメモでありながら、これから仮想通貨を始める方の参考になればと思います。

 

●仮想通貨の罠その1−変動が大きい

 

これは2017年12月前半のビットコインのチャートですが、125万円付近からスタートしていちど225万円付近まで暴騰しています。そしてその後2日で150万円付近まで暴落しています。ビットコインを含めた仮想通貨の歴史を紐解くと分かるのですが、暴騰と暴落を繰り返しながら上昇をしていっています。

なので、この大幅な値動きを精神的に受け入れたうえで投資しないと、大口にもっていかれてしまいます。

私も購入当初は日々の値動きに一喜一憂していました。10万が50万に上がって喜んでいたら、30万まで暴落して、「なんであのとき売らなかったんだ」と後悔したりしました。でもそんな後悔は200万まで上がったときにムダだとわかりました。まずは日々の値動きに対して平常心を保つことが、仮想通貨のトラップにはまらないコツです。

 

●仮想通貨の罠その2−偽情報が出回る

匿名掲示板やTwitterなどで仮想通貨・暗号通貨を検索するとそれっぽいことをつぶやいるアカウントがたくさんいます。

「ビットコインは終わった、これからはビットコインキャッシュだ」
「リップルは暴落する。いまのうちに手仕舞いすべき」
「暗号通貨自体が中国とアメリカで規制されようとしているので、暴落待ったなし」

もちろんこれらの情報について未来から振り返ったとき、当たっているものはあるでしょう。
ただ、私たちにその真偽を判定するための客観的な判断基準は多くはありません。
株価や為替と違って、確固たる発行元がいないので、噂の確認も難しい。
また大手の金融機関や財務大臣などが、仮想通貨をディスっただけで、売りが加速するといった側面もあります。

たとえば、ビットコインプラチナという12月10日にビットコインから分裂することをアナウンスしていた仮想通貨が、韓国の10代少年が空売り目的で語った詐欺だったと報じられています。これにはコインチェックなどの大手の取引所も騙されてしまいました。

仮想通貨取引には非常に高度な「守りの」情報リテラシーが必要なのですが、これはまず自分自身の投資基準を明確にすることから始まると思います。

「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こる」
ウォーレン・バフェット

少なくとも自分はいまどういう根拠・予測に基いて投資しているのかはつねに自分で説明できるようにしておきましょう。

 

●仮想通貨の罠その3−取引所がぼったくる

日本国内の仮想通貨取引所で有名なところは

Bitflyer    (資本金が多く安全性の面で開設しておくのがおすすめ)
Coincheck   (アルトコインが豊富。)
Zaif     (手数料が低い、トークンなども販売している)
CMOコイン ( アルトコインが安い)

などがあります。
仮想通貨トレーダーの間では各取引所において、手数料と価格が全然異なることは常識になっています。
たとえばビットフライヤーで200万円のビットコインが、同じ時間にコインチェックだと190万円で買えたりするのです。
なので、取引所は複数開設して、価格を横に並べながらもっとも安い取引所で購入すべきでしょう。

 

あと、ビットフライヤーには取引所と販売所があり、販売所で買うほうが値段が高くなります。

などなど、初心者をハメるトラップが各所にしかけられているので、きちんと勉強しながら、少額ずつ買っていくのをおすすめします。

私がやっているのは、ビットコイン現物をビットフライヤーかコインチェックで購入し、それを香港の取引所Binanceに送金し、そのビットコインでアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を購入する方法です。

私が知るなかでこの方法が手数料を低くするのにベストな方法です。

とりあえず、手っ取り早く始めたい人は国内取引所1ヶ所とBinanceを開設するのがいいでしょう
これでアルトコインを含む多くのコインを買うことができます。

 

●仮想通貨の罠その4−二段階認証に気をつけろ

仮想通貨を購入するにはキャッシュカードも通帳も必要ありません。
Binanceなどはパスポートや免許証がなくても、メールアドレスひとつで開設が可能です。
その際、安全性を高めるために二段階認証の設定を求められています。
コインチェックBinanceでは、スマホアプリのGoogle Authenticatorを用いた二段階認証が用いられていて、
実はこれがなかなかの曲者なのです。

取引アカウント開設時に、表示されたQRコードをGoogle Authenticatorに読み込ませて、これ以降はそのアプリに表示された6桁の数字を入力すればアカウントに入れるようになる、という非常にシンプルで便利なものなのですが、これはスマホをなくしたり、スマホを新しくしてしまうと使えなくなってしまうのです。QRコードはかならずスクショしておきましょう。

だから、個人的にはGoogle Authenticatorを使わない二段階認証の方法があるならばそちらを選択したほうがいいと思っています。ビットフライヤーなどはそれが可能です。

また、スマホを2台持ちしている方はGoogle Authenticatorを必ず二つのスマホで登録しておきましょう。万が一なくしたりしたときに慌てなくてすみます。あるいは使わないスマホがある人はそれにも読み込ませておけば安心です。

 

 

 

というわけで初心者が陥りがちな仮想通貨の罠でした。

 

心は一生「非モテ」のままで。

「非モテ」というと、馬鹿にされ、蔑まれ、害悪とまで言われる。

それは、男からも、女からも、そうである。

「非モテ」たちは、想像力が間違った方向に豊かである。

それゆえに、やはり、馬鹿にされ、ネタにされる。

 

ただ、私は、非モテとは「溜め」だと思うのだ。

 

Mr.Childrenの『星になれたら』という曲の中にこんな歌詞がある。

”長く助走をとった方がより遠くに 飛べるって聞いた”

 

 

非モテであることは、人生に「溜め」をつくることだ。
そして、その「溜め」はいつか、圧倒的創造力となって爆発する。

クリエイターやイノベーターというのは、ものすごいエネルギーを偏狭な対象に詰め込む。
「どうしてそこまでこだわれるの?」というくらいの熱量で、対象を愛する。
これは「非モテ」の特徴そのものである。

思春期に「非モテ」だった自分も、ナンパや恋愛工学を通じて、なんとか人並みにはモテるようになった。
その結果、念願だった生活が手に入った。
念願の生活とは、「女性のことにあれこれ悩まなくていい生活だ」


・気になる子からLINEがこなくても、死ぬほど落ち込まなくてもいい生活。

・セックスがしたくてしたくて夜中に風俗系サイトを巡回しなくてもいい生活。

・繁華街を歩いていたら、娼婦に勧誘されてぼったくられなくてもいい生活。

彼女やセックスフレンドが複数人いればとりあえずこういう暮らしからはサヨナラできる。

一方、モテを手に入れたからといって、毎日毎日、とっかえひっかえで女を抱く、酒池肉林のような生活には特に惹かれなかった。

むしろモテ出すと、逃げる言い訳が多くなる。

「女の子とデートだから」

「家でごはんをつくって待ってる子がいるから」

などという理由で、非モテ時代にはできていた「『どうしてそこまでこだわれるの?』というくらいの熱量で、対象を愛すること」ができなくなっていく。

これは、自分自身を”コモディティ化”させてしまう大きな罠だと思っている。

みんなができるコモディティな仕事には価値はなくなっていく。
誰でもできることに値段はつかなくなって、Fetishism的なこだわりに価値が認められていく方向に時代は動いている。
だから、これからの時代、非モテ的想像力&創造力が価値を持つようになっていくだろうと考えている。

何かに対してキモいと思われるほどに、こだわれること。
バカにされるほど、何かを愛すること。

恋愛工学では悪手とされている「非モテコミット」は、相手が、概念や数字の場合、コモディティから抜け出すための秘策として実は機能する。

仕事、音楽、芸術、ボディメイク、非モテコミットしている人ほど、突出した成果を出すのである。
「あいつは頭がおかしい」と、バカにされるくらいやってみよう。

 

そう。心は一生「非モテ」のままで。