【備忘録】Binanceでの草コインの買い方

 

Binanceという香港の仮想通貨取引所では、日本の取引所では購入できないたくさんのアルトコインを扱っている。ほうっておくとやり方を忘れるので自分用のメモとしても、方法を整理しておく。

 

0) Binanceへ登録する

登録はとても簡単でメールアドレスがあればすぐに開設可能。

リンクはこちら→ binance.com

海外の取引所なので注意点がいくつかあって、大きいところでは日本円での入金ができないという点。(今後、改善される可能性もあり)

ゆえに日本の取引所から仮想通貨(ビットコインやイーサリアム等)を送付することで、Binanceに入金する必要がある。

 

1)日本の取引所から、Binanceへ送金する

 

日本国内の取引所coincheckからビットコインをbinanceへ送ってみる。

まずBinanceの【資産】をクリックし、BTCの【預金】ボタンを探す。


【預金】ボタンをクリックすると、入金用アドレスが表示される。

このアドレスをコピペして、coincheckを開く。

coincheckのウォレットをクリックし、【コインを送る】をクリックします。

【ビットコインを送る】を選択し、送金先リストの編集をクリックする。

ここの【新規宛先】のなかに先程Binanceでコピペした入金用アドレスを貼り付る。
【新規ラベル】には「Binance ビットコイン」とでも付けておく。(イーサリアムなどと間違えぬよう)

そして【宛先】には今作成した「Binance ビットコイン」を選択し、金額を設定。
(初めてのときはミスるといけないので少額での送金がいい)

問題なければ、【送金する】をクリックすればOK。
早ければ数分後に着金。

再度、Binanceの【資産】から【預金の引き出し】を選んで確認。

 

2)Binanceでアルトコインを買う

 

作成中

お金より、信用より、大切なもの(後編)

●価値には3種類ある

 

こちらは前編で紹介したメタップス佐藤氏が、出演した番組です。

▲株式会社メタップス代表取締役CEO 佐藤航陽が語る『「お金2.0」が予言する7つの未来』

動画の中では”『お金2.0』が予言する未来”として7つのトピックが取り上げられています。

特に重要だなと感じたのは、佐藤氏が<価値の3分類>として
①有用性としての価値/②内面的な価値/③社会的な価値を解説する部分です。

①有用性としての価値を一言で説明すれば、「役に立つかどうか」に依存する価値(=資本主義)

②内面的な価値とは、愛情・共感・興奮・好意・信頼など、個人の内面にとってポジティブな効果を及ぼす価値。

③社会的な価値とは、個人ではなく社会全体の持続性を高めるような価値。

動画のなかで、②の典型としてYouTuberをあげます。③については、政治の領域を経済で解決しようとする社会起業家のような領域の仕事をあげています。

 

●3つの価値は共存しつつ、順序だっている

書籍の中では①②③を並列に扱っているような印象を受けましたが、動画では①をクリアして②へ、②をクリアして③へ行くといった、明確なフェーズとして認識されていることが理解できました。

つまりは、ある程度物質的な豊かな社会でないと、内面的価値に重きは置かれない。
また、精神的(内面的)充足をしてはじめて、社会性を持った取り組みをするに値する、というようなイメージです。

動画を見るとあたかも「10年後の未来はこうなる」という予言に捉えがちですが、①⇢②⇢③という流れは個人の自己実現のルートと全く相似形をなしており、現在においても③まで進んでいる方はたくさんいるということです。

ビル・ゲイツ氏やザッカーバーグ氏を筆頭に米国の大富豪は財団を設立したり、多額の寄付を通じて社会に貢献していますし、トランプ氏だったりブルームバーグ氏だったりは、ビジネスから政治の領域へ軸足をシフトさせています。

資本主義での成功者が、内面主義の充足を経て、社会的貢献に向かっていく流れが、今後もっと加速していくと捉えて間違いないでしょう。

そして、この議論を通じて落合陽一氏のツイートに戻ります。

『ポジションを取れ.批評家になるな.フェアに向き合え.手を動かせ.金を稼げ.画一的な基準を持つな.複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ.あらゆることにトキメキながら,あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ.明日と明後日で考える基準を変え続けろ』

ですが、これを①②③の価値に分類していきましょう。

①ポジションを取れ、批評家になるな、手を動かせ、金を稼げ

②複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ、あらゆることにトキメキながら生きろ

③フェアに向き合え、画一的な基準を持つな、あらゆるものに絶望して期待せずに生きろ、明日と明後日で考える基準を変え続けろ

といったところでしょうか。(恣意的である部分もある点、ご了承ください)

つまり、

①まず自ら行動して分かりやすい価値を生み出すことだ重要で、その後、
②心をワクワクさせる活動に従事することを大切にし、それが満たされたら、
③社会をまっさらな目で見て働きかけよう、

というメッセージだと解釈することも可能だということです。「ポジションを取れ」とはその全てのはじまりにある言葉なのです。

ちなみに落合陽一氏のツイートは、新著の帯にも採用されています。

落合陽一『日本再興戦略』

 

●お金より、信用より、大切なのは、俯瞰できること

たとえば「お金を十分稼いだらあとは引退するだけだ」と言っている人は①だけの価値しか見ておらず、②③の価値を見過ごしています。ゆえに虚無感に苛まれたり、人生の目的を見失ったりします。

①がうまく周りはじめたら、ムダだと思っても②を開始する。そして②が軌道に乗ったら、手間かもしれないが③の価値に足を踏み入れる、そうすることで、新しい社会のルールに全張りすることが可能になります。

橘玲氏の『幸福の資本論』における3つの資本に順番を設けた(①金融資本⇢②人的資本(やりがい)⇢③社会資本)のが、佐藤氏の動画での解釈だったように思います。

 

「信用経済」という言い方もされますが、まず①を満たせない人は、人に与えることもできないので、最低限の経済力は絶対に必要でしょう。その上で社会貢献などで信用や社会資本を蓄積していく必要があるという話だと私は捉えています。

というわけで、何を言いたかったのかというと、『お金2.0』を読んで俄に「これからはお金が要らない時代なんだ!」と早とちりしてはダメで、むしろお金・精神(内面)・社会貢献のバランスが問われるようになっていきますよ、あるいは、順々にクリアして行く必要がありますよ、という話です。

近視眼的に生きていると行き詰まりがちなので、つねに息抜きしながら自らを俯瞰できることが大事なんじゃないかなと個人的には思うわけでした。

 

おしまい

 

●関連記事

・『幸福の資本論』は何を追わなくていいかを教えてくれる

・お金より、信用より、大切なこと(前編)

・『評価経済社会』での生き方を島田紳助に学ぶ

何かを否定することの代償について

 

「私が虚しさを感じることがあるとすれば、あなたと同じように感じている女性がこの国にはたくさんいるということ」

「今あなたが価値がないと切り捨てたものは、この先あなたが向かっていく未来でもあるのよ。自分がバカにしていたものに自分がなる。それって、辛いんじゃないかな」

「私たちのまわりにはね、たくさんの呪いがあるの。あなたが感じているのもそのひとつ。自分に呪いをかけないで。そんな恐ろしい呪いからはさっさと逃げてしまいなさい」

 

2016年の大人気ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の最終回での石田ゆり子さんのセリフです。

何かをバカにしたり、否定することは、自身のアイデンティティをたやすく確立してくれます。
思春期の中高生たち(=反抗期)の価値観とはまさにそういうことでしょう。親や先生たちに抗うことで、自らの存在意義を浮かび上がらせる。

ただし、その後には壮大なブーメランが返ってきます。


蓮舫氏を代表とする野党民主党がブーメランで死滅したように。

セクハラを糾弾したはあちゅう氏が童貞発言で盛大に非難されたように。

周囲からでなくとも、自分のなかにも呪いがかかります。それは自分を動けなくする呪いです。

たとえば「カタカナ英語」を批判した人は、その後、自分で「カタカナ英語」を使いづらくなります。

たとえばナンパする男をバカにした女性は、その後、素敵な人にナンパされてもついて行きづらくなります。

たとえばビットコインを詐欺だとツイートしてしまった人は、その後、仮想通貨を買うタイミングを逸しやすくなります。

「そんなの気にしなきゃいーじゃん」と思う方もいると思います。

たしかに「あいつは嘘つきだ」・「あいつは言うことがコロコロ変わる」という周囲からの評判がつくことを恐れずに、それができる人は素晴らしいと思います。非常に現代向きの適性を備えていると言えるでしょう。

ただほとんどの人は、自分の言ったことに一貫性を保たねばならないと責任を感じる手前、否定した物に対して認めるような行動を取る際、強いブレーキがかかります。

なぜ私がこのような記事を書いているのかというと、物事の趨勢が猛スピードで変化している時代に、何かに対して自分の将来のポジショニングまで約束することは、大きな機会損失であるからです。

しかもこの呪いは物事を否定することで簡単にまとわりついてきます

何かを否定することは、最も簡単なアイデンティティの確立方法であるが故、その後に大きな利息を払わされる。ただより高いものはないのです。

ただ、これにはテクニカルな解決策があって、それは否定形の言い方をしないということです。

「結婚する人はバカだと思う」というと結婚に踏み切る時の足かせになるので、「独身を貫くほうがすごいと思う」と言っておくといいでしょう。結婚するときも「俺には無理だった(てへぺろ)」で済みます。

「noteやアフィリエイトで金儲けするやつは悪だ」というとnoteで副業できなくなるので、「本業の仕事をちゃんとやることが大事だ」と言っておけば副業解禁になったタイミングで始められます。

「仮想通貨を煽ってるやつは詐欺師だ」というと仮想通貨を買えなくなるので、「言うても法定通貨がメインであることには変わりない」と言っておけば勉強がてら仮想通貨を始められます。

何かを強く否定することで、短期的に周りの注目を集めたり、カタルシスを得られますが、その背後にきちんとした対案がなければ、一過性のパフォーマンスになってしまいます。そして一発屋の芸人のように自らのパフォーマンスに足を取られ、時代に置き去りにされていきます。

これからの時代は何かを否定するには機会損失が大きすぎる時代だと思います。朝令暮改を簡単にできるような中腰の姿勢でいられる人が先頭を走れるようになるのではないでしょうか。

ということを、ここ1年くらいの間で感じています。

 

 

一年で最も寒い季節です。どうかご自愛ください。

 

お金より、信用より、大切なこと(前編)

年末年始、アウトドアをしながらぼんやりと考えていたんですけど、こういう結論になりました。

 

 

なぜそう思ったのかを、読書した内容も含めて以下に書いてみます。

 

●お金がなくても、心が動かせる時代に。

資本主義の世の中では資本を最大化すること(=お金を増やすこと)が最も重要でした。
ただスマホ一台で世界中の人々と瞬時にコミュニケーションが取れるようになった世の中では、お金以上に、「カッコイイ」「かわいい」「クール」「ワクワクする」「憧れる」「会ってみたい」「セクシー」「応援したい」といった純粋なモチベーションが、人やモノを動かす原動力になっている気がします。

この現象を、メタップス経営者の佐藤航陽氏は著書『お金2.0』で資本主義の先にある価値主義という概念で説明しています。

前述の例を見てもわかるように、資本主義上のお金というものが現実の価値を正しく認識・評価できなくなっています。今後は、可視化された「資本」ではなく、お金などの資本に変換される前の「価値」を中心とした世界に変わっていくことが予想できます。
私はこの流れを「資本主義」ではなく「価値主義」と呼んでいます。
(中略)
価値主義ではその名の通り価値を最大化しておくことが最も重要です。価値とは曖昧な言葉ですが、経済的には人間の欲望を満たす実世界での実用性(使用価値・利用価値)を指す場合や、倫理的・精神的な観点から真・善・美・愛など人間社会の存在にプラスにやるような概念を指す場合もあります。
(中略)
あらゆる「価値」を最大化しておけば、その価値をいつでもお金に変換することができますし、お金以外にものと交換することもできるようになります。お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、価値を媒介する一つの選択肢に過ぎません。

『お金2.0 新しい経済のルールと生き方』

なぜ「お金が一番の資本主義」の先に人類が行けるようになったのかというのは、情報環境の進化により、お金を介さなくても多くの人の心が動かせるようになったからだと思います。ネットやSNSがなければ、多額のお金や時間を使ってスタッフを動かし、撮影・編集をし、メディアに掲出しなければ不可能だったアウトプットを、個人がものの数分でできるようになった。

キングコングの西野亮廣さんが「マネタイズを後にしろ」というのも、”マネタイズは物理的に時間がかかるから先に心を動かそう”という文脈でも処理できると思います。貨幣を介さずとも伝えられる「自分の価値」をしっかりと作っておくことこそ、情報ベースのポスト資本主義の世界では何よりも重要なのです。

 

●ポジションを取れば、価値になる。

では、どういう行動を取れば価値を生み出せるようになるのか。もちろん一朝一夕に価値を飛躍的に増大させる方法はありませんが、ゆっくりとですが価値を生み出せる方法論は存在すると思います。

以下は、メディアアーティスト・落合陽一氏のツイートとテレビ番組での発言です。


“よく学生に言っているのは「ポジションをとれ』と。株とかでポジションをとる。何かに作用しろ。つまり買えとか。
やりたいことをサポートしてくれることが人工知能のいちばん面白いところ。
モチベーション高めにやりたいことをやるべきだ。
最近イルカが大好きでイルカの研究したいなと思ったときディープラーニングを使ってイルカをどうやって解析できるのか、
やるために水族館に行くんですよ
そういうことをやるときにツールは大体そろっている
マイクもあればスピーカーもあれば機械学習機能もあれば
そういうものを使って何かをしたいと思ったときに、
「僕がなぜ今イルカが好きなのか」が最も大切であって
それに対してフットワーク軽くやる側の人間になることが重要で
それをボーっと見ていると特にやらないまま明日になっちゃうので
なるべきニュースを追っかけるとか詳しい人にきいてみるとか
どうなるんだろうと予測を立てて株を買ってみるだけでもいい。
何かのポジションをとることがすごく重要なこと。
何もしないというのがいちばんよくない”

    -落合陽一 AI(人工知能)との賢い付き合い方とは? BS日テレ – 「深層NEWS」

ここで落合氏はしきりに「ポジションを取れ」と言っています。
ここで「ポジションを取る」とは、自分の判断・モチベーションでリスクと時間とある程度の金銭を使って、行動してみるという意味でしょう。そして単純化すると、「ポジションをとれば価値になる」ということです。

ではなぜ「ポジションをとると価値になる」のでしょうか。

それは先ほど述べたポスト資本主義社会の特徴がヒントになります。
貨幣以上に影響力のある「価値」は、国や法律が制御できないスピードで拡散し、暴風のようにブームを起こし、一部の人々を洗脳し、そしてある時、ふっと消えてしまうような特徴を備えているからです。

ここでポジションを取らない人は、ただの情報に翻弄され続ける人になります。

では、ポジションを取った後、我々はどうすればいいのでしょうか。そのポジションをどのように利用すればいいのでしょうか。ポジションを取ることで生まれる価値の形態について考察してみたいと思います。

 

後半へつづく

 

【2017年】買ってよかったものリスト

2017年の振り返りとして買ってよかったものリストを作成しました。

①歯の隙間まできれいに洗える、パナソニック ジェットウォッシャー ドルツ

歯科健診で声がガラガラの美人歯科医師さんからやんわり「デンタルフロスをちゃんとしましょうね」と釘を刺されていました。でも、個人的にフロスは超めんどくさくて、どうしたもんかと思っていたときにLINEの田端信太郎さんのこのツイート。

 

 

 

Amazonで即購入。即到着。即使用。結果、血みどろ(笑)。

びっくりした。びっくりしたけど、使用レビューを見てみると、「最初の一週間を終えると、ハグキが健康になっていい感じデス!」みたいな脳天気なことが書かれていたのでそれを信じて続けました。

結果、歯とハグキの隙間のブヨブヨした感じはなくなり、ハグキ全体も健康的なピンク色になっています。歯のスキマをきれいにするという効果はもちろんありますが、ハグキのマッサージ効果(血行促進)もあるんじゃないかと思っています。おすすめです。ジェットウォッシャーズドルツ

 

で、バージョンはいくつかあります(電池式のものもある)が、風呂場で使える(すぐ近くにコンセントがある)のであれば上記のバージョンがいちばん費用対効果が高いと思っています。

 

②自宅でできたて炭酸水を。ソーダストリーム

自宅で炭酸水がつくれるマシンです。炭酸水はペットボトルがゴミになって面倒だなと思っていたら、アンチエイジング医師のKenさんからおすすめいただきました。

 

ソーダストリームを調べるといろいろ種類があって値段も違うんですが、基本はベーシックなやつを買っておけば大丈夫です。上位機種はボタンが光ったりするらしいんですが、要らないですよね(笑)

ただあったほうがいいのは500mlのボトル。1リットルのものが基本サイズなんですけど、家族がいたりパーティでもしない限り500mlで十分ですね。期間限定でプレゼントされている場合もあるようですが、ついてない場合は追加発注しましょう。

元マイクロソフト社長の成毛眞氏は、ウィルキンソン+ソーダストリームで強炭酸をつくってるみたいです。

暴発しないように注意しましょう(笑)

使い心地ですが、最初ちょっと戸惑って吹かせて床をびちょびちょにしてしまいましたが、慣れれば余裕で使えます。最初はキッチンのシンクで使ってみるのがいいかもしれません。

③外出1分前に使えるエチケットカッター

安いですが、QOLあがりました。鼻毛って鏡見ながら切る必要ないんですね。あと、耳とか変なところの毛もケアできます。毛を吸ってくれるのもすばらしい。社会人なら買いましょう。

 

④冬の乾燥対策、ヘパリン類似物質含有HPローション

保湿効果があるとしてヒルドイドが有名ですが、これは皮膚科で処方してもらう必要がありますし、美容目的での使用で保険適用されるのが問題視されたりもしています。男のアンチエイジングサロンで同じヘパリン類似物質が含有されている市販のものを、医師のKen氏にすすめていただきました。

ヒルドイドも使用したことがありますが、このHPはヒルドイドよりもベタつきが少なく個人的にはしっくりきています。

 

⑤お湯が秒速で湧くラッセルホブス電気ケトル

恋愛工学の藤沢数希さんがtwitterですすめていた一品。本当にすぐ湧きます。これのおかげで紅茶や粉末スープなど温かいものを飲むことが増えました。

 

 

⑥オシャレな触り心地のスマートキーボード(iPad pro 用)

 

いままでいくつかのスマートキーボードを使ってきましたが、質感、タッチの感触は圧倒的にこれです。

iPad proを使ってる方は購入して損はないと思います。PCの代わりに十分なります。

 

⑦部屋がシュッとなるI’m Dのゴミ箱 

ゴミ箱って生活感がどうしても出てしまうんですが、これはインテリアっぽいです。

女の子を部屋に呼んだら、この上にバッグを置こうとしたこともあります(笑)

使い勝手もすごくいいので、新生活を始める方におすすめです。

 

 

 

 

※随時追加していこうと思います。オススメのアイテムなどありましたらぜひ教えてください!

 

2017年に見えた景色

2017年を個人的に振り返ってみる。

どうやら、ずいぶんと未来に進んでしまったような気がしている。

私のライフスタイル自体は差して変わってはいないのだが、ニュースやトレンドが数年前と様変わりしている感じ。

ベースは暗号通貨と信用経済だと思う。

これをベースにしてValuTimebankというサービスが生まれているし、SNS上のインフルエンサーが強大な力を持っていることも、いくつかの事件なんかから明らかになっている。「とりあえず行けるとこまで行ったれ!」という新興勢力の気概を感じた。

2018年はどうなるだろう。
「年」に合わせてトレンドが変化する科学的な根拠は薄いが、それでも長期的に振り返ったときに「年」が持つ支配力は確実に存在する。

私が三十余年生きてきて、なんとなく真理だなと思ったのは、「時代は点滅しながら進む」ということだ。
一気には進まない。進退を繰り返しながら進む。価値観Aと価値観Bは交互に切り替わりながら、点滅しながら、進む。

2017年が「未来」が姿を見せた年だと感じたとしたら、2018年はその反動が来るのかもしれない。
守旧派の逆襲。
2017年が面白くなかった人もたくさんいると思う。その反対側の勢力が頑張りだすのが2018年なのかもしれない。

いわゆる”オーセンティックな”価値観だ。
歴史や正統を重んじて、奇抜さや新奇性を退ける。

 

スタートアップ⇔大企業
副業⇔本業
仮想通貨⇔法定通貨
婚外恋愛⇔結婚
海外移住⇔本国在住
Webコンテンツ⇔紙媒体
SNS⇔マス

 

思いつくままに対立構造にしてみたが、前者が2017年に興隆した価値観、後者がその逆の価値観だ。
私個人的には10年後は前者の価値観の圧勝だと思う。
でも来年は後者の価値観がくるかもしれないなぁと思う。

若いときは点滅の原理なんてしらなかったけど、大人になったら点滅が重要な理由もわかる。
ガス抜きであり、準備であるのだ。

いちばん賢いふるまいは、未来へのポジションをとったまま、何食わぬ顔でトレンドに迎合することだろう。

そういう人も多くなるかもしれないので先に言っておくと、あなたが2017年個人で行動して得た知見や経験値は、
5年後以上の未来に絶対にムダにはならないはずだ。

だから、今年の経験やポジションは完全には捨てないように取っておこう。

以上。

初心者が陥りがちな仮想通貨の4つの罠

2017年の大きなトピックの一つは間違いなく仮想通貨(暗号通貨)ではないでしょうか。

ちなみに英語ではCryptocurrencyなので、本来は暗号通貨と訳すほうが正しいと思います。

2017年、各仮想通貨がどれくらい跳ねたのかおさらいしてみましょう。

2017年1月1日時点での価格⇢ 2017年12月22日時点での価格

①BTC(ビットコイン)        約116,000円 ⇢ 約1,930,000円
②ETH(イーサリアム)       約950円       ⇢ 約95,000円
③XRP(リップル)         約0.75円   ⇢ 約125円
④LTC(ライトコイン)        約530円    ⇢ 約37,500円
⑤XMR(モネロ)         約1,600円   ⇢  約53,000円
⑥BCH(ビットコインキャッシュ) 存在せず     ⇢ 約392,000円
⑦DASH(ダークコイン)      約1,400円     ⇢ 約173,000円
⑧IOT(IOTA)          存在せず    ⇢ 約585円
⑨EOS(EOS)          存在せず     ⇢ 約1293円
⑩ADA (Cardano)         存在せず   ⇢ 約56円

2017年12月時点の時価総額の順に並べてあります。

IOTAやEOSやADAはいずれもICOのプロジェクトによって出現した仮想通貨で、急激に時価総額を増やしています。
もちろんビットコインをはじめとしたそれ以外の通貨も大きく上昇を見せています。
「寝ていても儲かる」と言われるのは、この大幅な上昇があってこそです。
しかし、仮想通貨で損をぶっこいている人もたくさんいます。そこにはいくつも罠があるからです。

以下に述べるのは実体験で、仮想通貨のトラップだなと思ったことです。自分のメモでありながら、これから仮想通貨を始める方の参考になればと思います。

 

●仮想通貨の罠その1−変動が大きい

 

これは2017年12月前半のビットコインのチャートですが、125万円付近からスタートしていちど225万円付近まで暴騰しています。そしてその後2日で150万円付近まで暴落しています。ビットコインを含めた仮想通貨の歴史を紐解くと分かるのですが、暴騰と暴落を繰り返しながら上昇をしていっています。

なので、この大幅な値動きを精神的に受け入れたうえで投資しないと、大口にもっていかれてしまいます。

私も購入当初は日々の値動きに一喜一憂していました。10万が50万に上がって喜んでいたら、30万まで暴落して、「なんであのとき売らなかったんだ」と後悔したりしました。でもそんな後悔は200万まで上がったときにムダだとわかりました。まずは日々の値動きに対して平常心を保つことが、仮想通貨のトラップにはまらないコツです。

 

●仮想通貨の罠その2−偽情報が出回る

匿名掲示板やTwitterなどで仮想通貨・暗号通貨を検索するとそれっぽいことをつぶやいるアカウントがたくさんいます。

「ビットコインは終わった、これからはビットコインキャッシュだ」
「リップルは暴落する。いまのうちに手仕舞いすべき」
「暗号通貨自体が中国とアメリカで規制されようとしているので、暴落待ったなし」

もちろんこれらの情報について未来から振り返ったとき、当たっているものはあるでしょう。
ただ、私たちにその真偽を判定するための客観的な判断基準は多くはありません。
株価や為替と違って、確固たる発行元がいないので、噂の確認も難しい。
また大手の金融機関や財務大臣などが、仮想通貨をディスっただけで、売りが加速するといった側面もあります。

たとえば、ビットコインプラチナという12月10日にビットコインから分裂することをアナウンスしていた仮想通貨が、韓国の10代少年が空売り目的で語った詐欺だったと報じられています。これにはコインチェックなどの大手の取引所も騙されてしまいました。

仮想通貨取引には非常に高度な「守りの」情報リテラシーが必要なのですが、これはまず自分自身の投資基準を明確にすることから始まると思います。

「リスクとは、自分が何をやっているかよくわからない時に起こる」
ウォーレン・バフェット

少なくとも自分はいまどういう根拠・予測に基いて投資しているのかはつねに自分で説明できるようにしておきましょう。

 

●仮想通貨の罠その3−取引所がぼったくる

日本国内の仮想通貨取引所で有名なところは

Bitflyer    (資本金が多く安全性の面で開設しておくのがおすすめ)
Coincheck   (アルトコインが豊富。またビットコイン現物を買うときに使うので開設推奨)
Zaif     (手数料が低い、トークンなども販売している)
CMOコイン ( アルトコインが安い)

などがあります。
仮想通貨トレーダーの間では各取引所において、手数料と価格が全然異なることは常識になっています。
たとえばビットフライヤーで200万円のビットコインが、同じ時間にコインチェックだと190万円で買えたりするのです。
なので、取引所は複数開設して、価格を横に並べながらもっとも安い取引所で購入すべきでしょう。

ちなみに手数料に関しては、
「ビットコイン現物を買うのであれば、コインチェックのウェブで購入する」のが現状ベスト。

※なぜかコインチェックは、スマホアプリからだと手数料が高くとられます。

あと、ビットフライヤーには取引所と販売所があり、販売所で買うほうが値段が高くなります。

などなど、初心者をハメるトラップが各所にしかけられているので、きちんと勉強しながら、少額ずつ買っていくのをおすすめします。

私がやっているのは、ビットコイン現物をコインチェックで購入し、それを香港の取引所Binanceに送金し、そのビットコインでアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)を購入する方法です。

私が知るなかでこの方法が手数料を低くするのにベストな方法です。

とりあえず、手っ取り早く始めたい人はコインチェックBinanceを開設するのがいいでしょう
これでアルトコインを含む多くのコインを買うことができます。コインチェックは免許証があれば10分ほどでひらけました。

 

●仮想通貨の罠その4−二段階認証に気をつけろ

仮想通貨を購入するにはキャッシュカードも通帳も必要ありません。
Binanceなどはパスポートや免許証がなくても、メールアドレスひとつで開設が可能です。
その際、安全性を高めるために二段階認証の設定を求められています。
コインチェックBinanceでは、スマホアプリのGoogle Authenticatorを用いた二段階認証が用いられていて、
実はこれがなかなかの曲者なのです。

取引アカウント開設時に、表示されたQRコードをGoogle Authenticatorに読み込ませて、これ以降はそのアプリに表示された6桁の数字を入力すればアカウントに入れるようになる、という非常にシンプルで便利なものなのですが、これはスマホをなくしたり、スマホを新しくしてしまうと使えなくなってしまうのです。QRコードはかならずスクショしておきましょう。

だから、個人的にはGoogle Authenticatorを使わない二段階認証の方法があるならばそちらを選択したほうがいいと思っています。ビットフライヤーなどはそれが可能です。

また、スマホを2台持ちしている方はGoogle Authenticatorを必ず二つのスマホで登録しておきましょう。万が一なくしたりしたときに慌てなくてすみます。あるいは使わないスマホがある人はそれにも読み込ませておけば安心です。

 

 

 

というわけで初心者が陥りがちな仮想通貨の罠でした。

 

セクハラをしないために 〜モテ・カネ・地位の三権分立〜

電通出身の有名クリエイターが、おなじ電通出身の有名ブロガーにパワハラ・セクハラで告発された。


「体も使えないのか?」
はあちゅうさんは2009年に慶應大学を卒業。同年、電通に入社した。中部支社に配属されたはあちゅうさんは、東京本社への異動を希望していた。

岸氏は当時、すでに本を出版し、業界で著名なクリエイター。新入社員だったはあちゅうさんにとっては、憧れる存在だった。「気にいってもらえたら、早く希望の場所にいけるかもしれないという思いがありました」

岸氏に異動に関する相談にも乗ってもらっていたはあちゅうさんが、これはハラスメントだと感じるようになったのは、中部支社から東京本社に配属が決まった2010年3月頃からだという。

「本社に異動した頃、岸さんから『今すぐ飲みの場所に来い。手ぶらで来るな。可愛い女も一緒に連れてこい。お前みたいな利用価値のない人間には人の紹介くらいしかやれることはない』などと言われるようになりました」

「深夜に『俺の家にこれから来い』とも言われました。当時、私は田町に住んでおり、彼の自宅は浜松町だったので、歩ける距離にありました。突然電話がかかってきて、どこで何をしていようと、寝ていても『今から来られないのか』と言われました。

 

BuzzFeed はあちゅうが著名クリエイターのセクハラとパワハラを証言

 

私は2人とは面識がないし(はあちゅう氏とは一度だけ対談したことがあるが…)、事実関係もわからない。詳細内容は記事に譲り、ここからは一般論である。

重要なポイントは岸氏は社内でも相当なスタークリエイターであり、権力者であったことだ。
これはどんな組織でもあることだが、人事権や仕事の配分を握る人間にはなかなか逆らえない、そしてその周囲には必然的にゴマをする奴らだらけになる状況が生じる。この状況がエスカレートすると「俺に逆らうと、この業界・会社では食っていけないと思え」という暗黙のメッセージがそこで発される。

この状況は、権力を持った人間がそれ以外の人間に対して、「収入源である仕事」や「人間関係」に対してなんらかの強制力を発している状態と言える。
会社の上司が勤務時間以外も部下の時間を拘束したり、会社の忘年会で王様ゲームを強制され、カップルでもない男女がキスをさせられたり、いわゆるコミュニティを大切にする組織(=昭和日本的な組織)では、必要悪として実行されてきた慣習だ。

昭和日本的な組織・共同体においては、権力(地位)が、個人の収入や魅力に大きな影響を及ぼしたのである。

 

これを俗語によって定義するのであれば、

収入・モテ=f(スペック)

:収入もモテもスペックによって決まる

ということである。

が、今世紀、この構造はあちこちで不具合を生じさせている。セクシャル・ハラスメントという概念の隆盛を追えば明らかである。

 

●ハリウッドのセクハラ騒動を機に、SNSという“武器”を手にした女性たちが声を上げ始めた
https://wired.jp/2017/11/08/hollywoods-silicon-valley-moment/

●セクハラ疑惑の米民主党議員引退へ 連邦議会で引退・辞職相次ぐ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171217/k10011261611000.html

●ノルウェー労働組合員736人、組織内のセクハラ文化を抗議 「恥と罪の意識を返却します」
https://news.yahoo.co.jp/byline/abumiasaki/20171216-00079370/

 

セクハラとは「性的嫌がらせ」なわけであるが、分類すると「対価型」と「環境型」に二分される。

対価型セクハラとは、職務上の地位を利用して性的な要求をするもの。
環境型セクハラとは、性的嫌がらせを受けた人が不快を感じ、職場環境が悪化するもの。

ハイスペ男性が陥るのはたいてい前者である。

このセクシャル・ハラスメントが問題化するというトレンドは不可逆である。
いくらイケメンで仕事ができる人間でも、職場の地位を利用して女性を口説けば、セクシャル・ハラスメントとして認定させるリスクは確実に存在する。多様性を認める21世紀とはそういう時代なのである。

だから我々男性がとるべきスタンスは、「地位を使ってモテようとしない」ということである。
さらに言えば、「カネを使ってモテようとしない」ことである。(=つまり丸腰でナンパするしかない)

21世紀以降、モテ・カネ・地位は三権分立であらねばならないのだ。

モンテスキューは『法の精神』において、国家権力を立法権、執行権、司法権の3つに区別した。この考え方は現代に至るまで受け継がれており、三権分立では一般に国家権力を立法権・行政権・司法権の三権に分類し、それぞれ、立法権を立法府、行政権を行政、司法権を裁判所に担わせる。これによって健全な国家運営が可能となる。

人間も同じで、「モテ」と「カネ」と「地位」を分けて考えることで、ダークサイドに落ちるリスクを最大限回避できるのだ。

それぞれをそれぞれの課題として追求していく。決して、モテをカネで解決しないこと。カネを地位で解決しないこと。地位(=承認欲求)をモテで解決しないこと。

 

「いや、モテないことが原動力になるから、お金や権力を手に入れていけるんです!」

という反論もあるかもしれない。

その主張の意図は痛いほどよくわかる。私がこのブログのタイトルを、「心は一生非モテのままで」にしているのも「非モテマインド」重要さを忘れないようにするためだ。

だからこそあえてメッセージしたいのは、

モテないことを解消したい一心で、仕事を頑張り、お金や権力を手に入れようとするのはいい。でも、実際、お金や権力が手に入ったら、それを使って女をどうこうしようとしてはいけない、

ということ。

目の前にぶら下げる人参として自らを奮い立たせるために、「お金や地位が上がったら」というフレーズを掲げてもいいけど、もしお金や地位を手に入れたら、それを使って女をどうこうしようなどという思いは潔く捨ててしまおう。

 

 

21世紀、ナンパは男の必修科目になるのかもしれない。

 

 

・関連note

【週刊恋愛サロン第48号】合流ナンパ・ドキュメント/彼女化するための奥義LTRコンボ/諦める力

ステナンの教科書

 

 

 

恋愛工学小説『ぼくは愛を証明しようと思う』の落とし穴

漫画化、ドラマ化が進んでいる藤沢数希氏の恋愛小説『ぼくは愛を証明しようと思う』は現代日本の恋愛マーケットに風穴をあけたコンテンツだ。

彼のメールマガジン週刊金融日記では2012年頃からスタートし、メインコンテンツのひとつとして「恋愛工学」が展開されてきた。私も創刊当時からの読者なので分かるのであるが、初期はまさにロッカールームでのトークといった具合のとても生々しく、かつ個別具体的な事柄を扱っていた。

たとえばこんな感じだ。

***

週刊金融日記第14号「33歳独身男性、年収1000万超、ルックスも悪くない匿名希望さんの相談」より

今回は極めて深刻な相談をさせて頂きます。

当方、33歳独身 年収(本業)1000万超 ルックスも悪くありません。

(中略)

私のように平均以上に金銭的な自由があってもいい出会いにたどり着けない男
子がどのようのアプローチを踏んでいけばいいのか(本命との出会い・セフレとの出会い
は問いません)、何卒アドバイスを頂戴できますようお願い申し上げます。

 

─藤沢数希の回答

まず、結果として現在、パートナーもセフレもいない、という現状を深刻に受け止めた方がいいと思います。
あなたは、同年代の男性に比べて、そこそこのスペックがあり、そのことを鼻にかけていませんでしょうか。
おそらく、周りの女性達も、あなたのそんな態度に気が付き、離れていったのかもしれません。
大事なことは「感謝の気持ち」です。
ここはひとつ原点に立ち返ろうではありませんか。
女子が、わがままをいっても、嘘をついても、時には浮気をしても、我々男子は、おっぱいを触らせてもらえるだけでも大変ありがたいことだと思わないといけないのです。
どれだけ社会的地位が違えども、どれだけ自分の方がものをよく知っていようとも、また、どれだけ自分のほうが正しくても、若くて綺麗な娘のあそこをペロペロさせてもらおうと思えば、我々は無条件に膝を地面に着いて、お願いしなければいけない立場なんですよ。
そういった謙虚な姿勢を取り戻せば、道は自ずと開けてくると思います。

また、私は主義主張として合コンに行かないわけではありません。
単に、昔から合コンに呼んでくれる友だちがいなかっただけです。
それにハイグレードな出会いのプロセスなんてものはありませんよ。

***

 

ある程度恋愛経験を積めばあたりまえになるマインドセットや知識も、自己流のペーストやり方でやっていると遅々として身につかない。それをメルマガというコミュニティのなかで高速PDCAを回しだしたのが、恋愛工学の画期的な点であった。
上記の質問などは、有名企業につとめるいわゆるハイスペ男性にありがちな状況で、本来は仕事をバリバリやるべき時期なのに自分の男性としての魅力が劣化していくのではないかと思いこんで、おかしな方向にいってしまう数多くのハイスペ戦士たちを救っているはずだ。

 

このように週刊金融日記は多くの非モテ男性を救ったが、メルマガという胡散臭さと、「恋愛工学」というテクニカルタームっぽさがマジョリティへの浸透を妨げた。
ただ、それはある意味でコミュニティが確固たるアイデンティティを築くために有効に機能したと思われる。

以下はメールマガジンなどで使われる独特の用語の一部である。

 

***

【非モテコミット】
好きな異性のことばかり考え(コミット)、下手に出たり、気持ち悪いLINEなどを送って嫌われてしまう状態。

【フレンドシップ戦略】
異性に嫌われるのを恐れるあまり、友達から関係を始めてあわよくばセックスしようという戦略。ほとんどうまく行かない。(類語)「友達フォルダ行き」

【スタティスティカル・アービトラージ戦略】
統計的手法による恋愛戦略。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。世の中の一般的な男性は勇気がなくて数を打たないため、相対的にこの戦略が機能する。

【モテスパイラル現象】
セックスする相手が何人かできるともっと女の子が寄ってくるようになる現象。忙しい人に仕事が集まる現象と似ていて、周囲からの評価を「雰囲気で」(←大事)匂わせることで、価値のある男性だと認識させることが人工的にも可能になる。

【セックストリガー理論】
女の子はセックスしちゃった男性を好きになってしまう現象。妊娠・出産から逆算された女子の生存戦略であるという説明が合理的である。一方、ヤリマンであるほど、セックストリガー効果は発動しにくい。

【タイムコンストレイントメソッド】
時間制限法。「30分だけしか時間がないんだけど、お茶でもしませんか?」などと誘うほうが警戒されないし、かつ自分が忙しく価値のある人間だということも伝えられるので、結果的に女性からの印象を高められるというメソッド。

***

絶妙に、口の端に登りにくいワーディングセンスで、金融日記読者とそれ以外の壁を作ってくれている。特に、天敵である女性にとってはちんぷんかんぷんな用語に見えるため、未だに正しく理解されていないのが実情である。

 

●小説『ぼくは愛を証明しようと思う』のただひとつの欠点

そんな環境の中で満を持して出版されたのが小説『ぼくは愛を証明しようと思う』である。
当時私は「『恋愛工学完全マニュアル』にしたほうが売れるのになあ」と考えていたのだが、藤沢氏の目算はもっと広かった。今になるとわかるが、小説になるとそれを原作に、漫画・ドラマ・映画化される。そして漫画は言語圏・文化圏を超えて広がっていく。藤沢氏はメルマガコミュニティで温めてきたノウハウとメソッドを小説化した時点で、ビジネスパーソンとして「上がった」わけだ。

さて、そんな小説『ぼくは愛を証明しようと思う』はメルマガ金融日記以上に読みやすく、馬鹿でも恋愛工学を理解できる素敵な恋愛工学マニュアルとなっている。

主人公は、20代後半のそこそこスペックは高い(弁理士)がいまいちモテない渡辺くん。そして彼に恋愛工学を指南する謎の男性・永沢さん。登場人物の名前は、村上春樹『ノルウェイの森』へのオマージュになっている。

ストーリーとしては彼の恋愛面での成長(乞食女に振られるレベルから、モデルの彼氏になるレベルまで)が描かれる。
普通に読んでいても楽しいし、しかも恋愛工学の概念とテクニックも学べちゃうわけなので、本当におトクな小説なのだが、この小説にはひとつ大きな欠点が存在する。

〜〜

「俺は、渡辺に単なる街コンプレイヤーで終わってほしくないんだよ。俺はもっと上を見ている。これまでの3時間はほんのウォーミングアップだ。トライアスロンの本番はこれからだよ」

「これから?」

「これまでは、ビーチの脇にあるホテルのプールで泳いでいただけなんだ。本当の大海原に漕ぎ出して行くぞ。お前はきっと、あのまま街コンの二次会に行かなくてよかった、と思うはずだ」


「これから何をはじめるんですか?」


「ストナンをしながら、銀座のナンパバーに行く」


「ストナンって、ストリートナンパですよね? 道で声をかけるんですか!?」


「そうだ」


永沢さんがあっさりとこたえた。

僕たちは、八重洲のインド料理やから銀座のそのナンパバーまで歩いて行くことになった。道でナンパしながら、だ。
そんなことが、この僕にできるのだろうか?
はやくも緊張してきた。

〜〜

これは小説の序盤で渡辺くんと永沢さんが街コンに参戦し、いくつか連絡先を交換した直後のシーンだ。
ここで、永沢さんは渡辺くんにストナンを強制的にやらせる。
そして実際、永沢さんのアシストもあり、渡辺くんはいくつか連絡先をゲットしてしまう。

私は「恋愛サロン」および「恋愛コンサルティング」で、多くの男性に対してナンパやデートの指導をしていますが、そのなかで最も多くのつまづきがこの小説のこのシーンから生み出されていると考えている。

どういうことか。

『ぼくは愛を証明しよう』を読み恋愛工学を知った人間で、意欲のある人間は、まず自分でもやってみようと思う。
街コンやパーティに行ってみて、いくつか連絡先を交換できる。
「よしクリアだ!」
「そしてその次はストリートに出てみよう」
小説を素直に読むとこういうステップになるわけだが、これが大きな落とし穴で、
まともに女性とデートできない男性がストリートでナンパすることというのは、
家に包丁もまな板も食器もない人間がスーパーで手料理のための食材を探しているくらい滑稽で不毛なものなのである。

小説の設定でわたなべくんは女性となんなく会話できるレベルのコミュ力を有しているが、
モテない一般男性のほとんどは「デートでの会話・振る舞い」につまづきがあるわけだ。

まずはたくさんのデート経験をつんでそこを改善しなくては、ナンパをしてたまたまオープンできても、結局女性を楽しませることができずに不幸な時間を過ごすことになるだけだ。

「恋愛コンサルティング」では面談によって、本人の課題・目標・方法論を定めた上で、数カ月の恋愛指南を行っているわけだが、本当に多くの男性が、「女性とのデートでの楽しませ方」を軽視している。なぜだか知らないが、ナンパして、恋愛工学のテクニックをつかっていれば、自動的にセックスできるみたいに考えていたりする。

実際はそんな簡単ではない。まず会った時にそこそこの好印象を残し、女性の興味やニーズをそれとなく探ってデートを提案。デートでも女性との共通点を探り、和ませ、内面を聞き出し、自分の自己開示をする。そして最後に「一緒にいたい」と意思を表示してやっと成約。それくらいの作業工程があるのだ。

伝えたいのは恋愛工学は魔法のテクニックというよりは、当たり前の作業工程の個々人のボトルネックであるポイントをテクノロジーによって解決するための方法論である、ということ。

私個人はやはり「非モテコミット理論」と「セックストリガー理論」によって女性に対する認識を大きく変えることができました。
「やさしくするだけじゃダメなんだ」ってことと、「ヤらなきゃ好きになってもらえなんだ」ってことですね。

『ぼく愛』を読んでみた方は、ぜひ週刊金融日記のメルマガの初期の号を手厚めに読んでみてください。
いろんな戦士たちの試行錯誤にきっと感動するはずです。

 

 

おしまい

『知的戦闘力を高める独学の技法』で頭ひとつ抜け出す方法

「だから読むのさ。他人と同じものを読んでいれば他人と同じ考え方しかできなくなる。そんなものは田舎者、俗物の世界だ。まともな人間はそんな恥ずかしいことはしない。なあ、知ってるか、ワタナベ?この寮で少しでもまともなのは俺とお前だけだぞ。あとはみんな紙屑みたいなもんだ」
(村上春樹/『ノルウェイの森』)

 

はじめて『ノルウェイの森』を読んだ時、いちばん感心したセリフです。
以来、キャリアを考え直すときや大きな方向性を思い描くときに、なんとなくですが、この原則を持ち出していました。
これは自分にとって独学の指針になる言葉だったのです。

最近、個人的にファンである山口周さんの新著がでました。

 

知的戦闘力を高める 独学の技法』です。

その名の通り、独学に関して体系的なメソッドが書かれている本です。ある1ページをツイートで紹介したところ、ものすごい数のリツイートといいねがつきました(笑)

 

 

この本の冒頭では、「いま独学が必要な4つの理由」として以下が解説含めて述べられています。

1)「知識の不良債権化」‐学校で学んだ知識は急速に時代遅れになる

2)「産業蒸発の時代」‐イノベーションがいまの仕組みを根底から覆す

3)「人生三毛作」‐労働期間は長くなるのに企業の「旬の寿命は短くなる」

4)「クロスオーバー人材」‐2つの領域を横断・結合できる知識が必要となる

 

これは、私の経験と直観にも一致しており、過去のエントリ『サヨナラ、昭和の幸せモデル』や『みんなと一緒は買い叩かれる時代になったらしい』にも伏流している問題意識と強くリンクしています。要は、「コモディティ化しないために」&「長期的に第一線でいるために」自身で学ぶ対象をデザインしてラーニングしていかなければならないということです。

 

・みんなが英語を勉強しているから、英語を勉強することが果たして有効なのか?

・これからは人工知能の時代だから、人工知能の勉強はしたほうがいいのか?

 

こういう問いに対して直ちに自身の答えを持っていない人は、この書を読むことで新しい視点が得られると思います。

以下に、『知的戦闘力を高める独学の技法』で個人的に参考になった部分を紹介したいと思います。

 

①学ぶジャンル選びは「自分の持っているもの」を起点にする。


その人にとっての本当の強み、他の人にはなかなか真似のできない強みというのは、それが本当の強みであればあるほど、本人にとっては「できて当たり前、知ってて当たり前」であることが多いのです。だから、それを「あなたの強みってここですよね」と言われると「はあ、それは私にとって当たり前なんですけど…」と思ってしまう。一方で、周囲の人たちにはできるのに自分にはできないことに意識を向けてしまい、いわば「ない物ねだり」をしてしまう。(『知的戦闘力を高める独学の技法』)

私もコンサルティングをやっていて痛感するのは、人は自分の強みを強みだと思っていないということです。
100年以上の伝統を持つ企業が古臭さをコンプレックスに思っていたり、確固たる開発技術に基づいたプロダクトを持っている企業がこのままじゃダメだと新商品開発に躍起になっていたりする。

ここでコンサルタントがやることは、彼らがやりたがっていることを応援するのではなく、
「いやいや御社は十分ファンダメンタルバリューがあるので、それを伝える努力をしましょう。届ける仕組みをもちましょう」ということだったりします。

人にしても同じです。身長が低かったり、線が細いことをコンプレックスに感じている男性は多いですが、裏を返せば「警戒されにくい」ということなので、親しみを持って女性と接する武器にすればいいのです。プラスして内面や言動で男らしさのギャップを出してあげれば、簡単にモテるようになります。

 

まず、自分が学ぶべきジャンルについては、2つのジャンルのクロスオーバーを考えてみる。1つのジャンルで飛び抜けるのは難しいことですが、クロスオーバーを作るとユニークなポジションを作りやすい。
そして2つめのポイントが、掛け合わせるジャンルについては「自分の持っている本性や興味」を主軸に選ぶべきで、他人が「持っているもの」で自分が欲しいものを主軸にしてはいけない、ということです。(『知的戦闘力を高める独学の技法』)

 

ここにも書かれている通り、まず自分のあるものを認識してそれをどう使っていくかを考えるほうが、圧倒的にラクだし、効果が出やすいです。

 

②つねに「問い」や「テーマ」を持つこと


「どうやってインプット量を維持し続けるか」という点と「どうやって定着化を図るか」の2点が問題として浮上してきますが、この2点を解消するためには、常に「問い」を持ってインプットに臨むというのがカギになります。…万能の天才と言われたレオナルド・ダ・ヴィンチは、膨大な量のメモを残したことで知られています。多くのスケッチや考察が書かれているのですが、そのノートの中の一節に、こういう文章があります。

”食欲がないのに食べると健康を害すのと同じように、欲求を伴わない勉強はむしろ記憶を損なう。”

(『知的戦闘力を高める独学の技法』)

 

私が社会人になったときに延々つまらない課題研修を受けさせられたときに、自分なりにテーマを設定して課題に向き合っていました。毎週、企業のケーススタディをやるんですが、単に分析していてもつまらないので、著名な経営学者やマーケティング学者(マイケル・ポーターやコトラー)の最新の論文から引用することをテーマに課題をこなしていました。すると、単に課題に向き合う以上に、問題意識がシャープになりますし、課題をこなすごとに自分が使える知識が増えていくことになります。

 

特に今の時代であれば「ブログを書く、noteでコンテンツをつくる」という目的から問いやテーマを設定することが誰にでもできます。企業のマーケティング部門にいて、アイドルが趣味の人なら、「アイドルをマーケティング理論で捉える」というテーマを掲げたら仕事にも精が出るかもしれません。お医者さんでナンパをしている人なら、「男の美容」をテーマに掲げるといろんなビジネスアイデアが生まれてくるかもしれません。

「問い」や「テーマ」というのは机上で何時間も考えてひねり出すというよりも、「そういえばこれってどうなんだっけ?」「興味あるけどググっても出てこないな」みたいな日常のふとした疑問から生まれてくるものです。

日常の疑問や直感に素直になるところからはじめましょう。

 

③知識はストックではなくてフローだと考える

 

せっかく学んだ内容を「アンラーン=消去」してしまうというのは、とてももったいないように思われるかもしれませんが、本書の目的である「知的戦闘力の向上」を目指すのであれば、アンラーンは絶対に欠かすことができません。
なぜ、貴重な時間という資源を投資してせっかく学んだことをまっさらにしなければならないのか? 理由は簡単で、環境の変化がとても速くなっているからです。10年前には有効だったコンセプトやフレームワークがどんどん時代遅れになり、新しいコンセプトやフレームワークにとって代わるということが起こっているのが現代です。(『知的戦闘力を高める独学の技法』)

 

2つの意味で私は知識はストックではなくて、フローだと思っています。
1つは、知識は使うためのものであり、溜めこんでも無価値だといいう意味。
2つめは、知識はつねに最新版にアップデートしなければ使い物にならないという意味。
仕事などで新しい領域に取り組む時はなるべくたくさんの文献や資料を読み込みます。そのとき心がけているのは、時系列を意識して読むということです。これは、最新の論文やデータなのか、古典と呼ばれる理論なのかを、常に意識して読むことで、それらの知識の耐用年数がなんとなくイメージできます。100年以上も前に書かれており、最新の論文でも引用されているような理論はかなり耐用年数が長いものと判断できますが、1−2年前に発表されて、その後検証されていないような理論は実はかなり怪しかったりします。そういう意味でも常に最新のものにアップデートしながら、これまでに仕入れた知識の役に立たないものを捨てていくという作業は実は重要なのです。

 

●まとめ

この『知的戦闘力を高める独学の技法』は社会人になって「一通り基礎的な仕事を身に着けたな」と思った人にはぴったりの書籍だと思っています。『知的戦闘力を高める』と書かれていますが、簡単に言えば「アウトプットでオリジナルな価値を出すための独学の技法」だと思っています。そういう意味でも含め、評価経済社会に移行していくなかで、自分の学びをデザインする方法論は極めて重要になっていくと考えています。

 

●関連エントリ

好きなことで、生きていく?

『幸福の資本論』は何を追わなくていいかを教えてくれる

「みんなと一緒」は買い叩かれる時代になったらしい